また、LANなどのネットワークを構築した環境では、ルータなどを介して複数のパソコンからインターネットへ接続できるようにしていることが想定されます。
その場合、ネットワークに接続しているパソコンの1台がPOP before SMTP機能の認証を行っていると他のパソコンからは認証作業なしで送信作業を行える場合があります。
下図の例では、各パソコンとルータのLAN側にはローカルIPアドレスが割り振られており、ルータのインターネット側だけグローバルIPアドレスが割り振られていると仮定します。
「お客様のパソコンA」がメール受信作業を行っていた場合、POP before SMTP機能の認証が成立しておりますので、「お客様のパソコンB」はメール受信作業を行わなくてもメールを送信することが可能になります。